6月のはじめ尾瀬のシンボル水芭蕉の花をみたく、夜の新宿を出発、夜行日帰りででかけました。今年は例年より1週間早い開花とか、丁度見ごろで花の精、雪の化身とされる水芭蕉は白くかがやいて咲いていました。
湿原を黄金色に彩るリュウキンカも咲いて水芭蕉の白とリュウキンカ黄色が美しい色のハーモニーよろしく湿原を魅了させていました。尾瀬は春になったばかりと言う感じで空を見上げると残雪姿の至仏山、木々の若葉の柔らかな緑、足元にはすみれやショウジョウバカマ、タテヤマリンドウ等の小さな可愛い花々が咲き、耳にはカッコウの楽しそうな鳴き声、まだ上手になくことができないうぐいすの声、清らかなせせらぎの音、自然美満載の尾瀬の景色を満喫した1日でした。
 
尾瀬の季節ごとにみごとにその美しい姿を変える様、私も又、季節を変えて訪れてみたい思いを馳せながら帰ってきました。  
 
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受付 高野とく